加工技術

高周波乾燥

高周波が水分の多い材心部へ選択的に作用し、材心部を100℃程度に加熱します。一方、外部の熱気温度は70~90℃のため木材内に温度勾配が発生し、内外面に大きな圧力差が生じ、材心部水分が外へ向かって積極的に押し出されます。その結果、乾燥の迅速化と水分傾斜の解消が図られ、理想的な乾燥が実現されます。

プレカット

工事において、現場での施工前に工場などで原材料を切断したり接合部の加工を施しておくことを「プレカット」といいます。
CADで作成したデータを元に機械によって自動で加工するのでとてもスピーディーです。

防腐・防蟻加圧注入処理

木材の大敵である腐りとシロアリに高い効果を発揮する処理方法です。
乾燥した木材を注入タンクに入れ、圧力をかけて薬液を木材に浸透させる方法です。

ナチュラルドライ

既製品寸法より大きく製材されたグリン材を、じっくり約6ヶ月~8ヶ月間かけて自然のエネルギー(太陽と風)に乾かしてもらい、全数量をごく低温で数日間最新鋭の木材乾燥機へ入れ、全製品を含水率20%以下にそろえて製品の均質化を図ります。

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